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カブ”ロングフォークチョッパー”

不慮の交通事故によりフロントが大破しフレームが曲がってしまったカブ。
一時は廃車かと思われましたが、共に毎日の通勤・通学に活躍し、
また春には京都往復をやってのけるという偉業を達成した相棒を捨てる訳にはいきませんでした。
事故に遭った翌日から「事故に遭って良かった」と思える様にしようと考え、
先週フレームが到着してから早10日、やっと形になったので紹介します。

とその前に、ぶっ壊れる前の最後のカブの写真(既に遺影)。
カブ”ロングフォークチョッパー”_d0077078_303233.jpg

うーん、懐かしい。アメリカンチックに仕上げたつもりの1台。
そして今回、この雰囲気を踏襲し更なる進化を遂げたカブがこちら。
カブ”ロングフォークチョッパー”_d0077078_32240.jpg

びよ〜〜ん! 1mオーバーのロングフォークを備えたチョッパーです!
ロボットハンドルやヘッドライトなどバイクの顔となる部分は前のを再使用。
マフラーは生意気にもヨシムラが良かったので、
アメリカンのドラッグパイプに一番近い(?)サイクロンTYPE3を選びました。
ハンドシフト、リアリジット、サドルシート、シーシーバーも健在。
ウィンカーはエンジンの下とスイングアームに前後つけてみました。
カブ”ロングフォークチョッパー”_d0077078_364728.jpg

最大の見所、フロントフォークですが、今回はJAZZを流用しました。
たまたま落ちてたので、バラして21cmロングのインナーチューブを装着。
それだけではつまらないので、+18cmのジョイントも装着。
合計で純正よりも39cmロングのフォークができあがりました。
ステムシャフトはJAZZのものでは短いので、延長加工の溶接も。
そのままでは多分ぶれて走れないという事で、スタビライザー代わりのステムも装着。

最後にフレームは、メインパイプを根元から切断。
そこに同じ径で20cm長いものを溶接。1本では寂しいのでサブフレームも溶接。
ネックは純正4°、これは7°だったかな? フォークに合わせて寝かせてあります。
あとは若干のスムージングも施し、ボディカラーはフェラーリの赤です。
(溶接・塗装関係のみ、プロの方にお願いしやって頂きました)

まぁ構想とパーツとフレームが揃えばあとは組み立てるだけなので、
時間と友達をこき使って猛スピードで作り上げました。
ですが今、問題点が10個もあるので地道に解消していかなければいけません…
全体の説明はこれぐらいにして、また何か進展があれば細部の説明もしたいと思います。
by syosyo828 | 2009-12-12 23:59 | バイク